「丈夫な歯のお話し」歯みがき教室が実施されました。

2012/07/09

「おかあさんの保健ノート 丈夫な歯のお話し」配布が
きっかけとなって、株式会社サンギによる歯みがき教室が
行われました。
さる7月3日(火)、千葉県山武市立大平小学校の児童25人、
保護者の方25人の教室で講師をされたのは、歯科衛生士の
高井悦子先生です。





まず「おかあさんお保健ノート 丈夫な歯のお話」を
使って、虫歯になる仕組みや、なぜ歯みがきをしなくては
いけないかを説明。
高井先生は模型や写真も使って、低学年の児童にも
分かりやすいよう説明してくれました。





次に、口の模型を使い、歯みがきの手順を説明。
みがく順序、歯の部位によっての歯ブラシの動かし方の
見本を見せてくれました。


さぁ、いよいよ実習です。

子どもたちの歯に「歯垢検査薬(歯垢に赤く着色する薬)」
を塗って、高井先生の見本と手鏡を見ながら歯みがきを
練習。
「歯ブラシは鉛筆を持つ持ち方で持ちましょう。」
「外側の右側、外側の左側、内側の左側、内側の右側
 お口の中を一筆書きする順番でみがきましょう。」
「前歯は歯ブラシを縦に使ってみがきましょう。」
高井先生は低学年の生徒にも分かりやすいように
ゆっくりと指導していきます。



子どもたちがみがき終わったところで、みがき残しが
ないかどうかを確認。
「一番奥の歯は、手前の歯に隠れてどうしてもみがき
 残しやすいので、保護者のみなさんは仕上げみがき
 をしてあげましょう。」
「また、子どもの仕上げみがきをしてあげている時に
 初期虫歯がないかどうかチェックもしてあげて
 ください。」
と、仕上げみがきの大切さを説明する高井先生の言葉に
大きくうなずく保護者の方々でした。



実習が終わり、最後に高井先生から日常生活の注意を。
「テレビや本を見ながらだらだらおやつやご飯を食べて
 いると長い時間ミュータンス菌に餌を与え続ける事に
 なってしまうので【ながら食べ】はいけません。」

歯科医での定期健診を忘れずに行くようお話しして、
すべてのカリキュラムは終了です。

子どもたちはみんなきれいになった歯を舌でさわって
つるつるになっている事に大喜び。
笑顔が絶えず、子どもも保護者もみんなが楽しみながら
学ぶ事ができた教室となりました。