養護教諭セミナー2019 in 福岡 <秋>

2019/11/24(日)
10:25~16:15(開場 10:00)
リファレンス大博多ビル(地下鉄祇園駅)
6,600円(税込)
ジャパンライム株式会社

セミナー詳細情報

○日程 
2019年11月24日(日)

○時間 
10:25~16:15(開場 10:00)

○会場 
リファレンス大博多ビル11F
(JR博多駅 博多口 から徒歩6分、地下鉄祇園駅から徒歩1分)

○受講料 
6,600円(税込)

○主催 
ジャパンライム株式会社

○詳細・お申込みは以下から
https://www.event-form.jp/event/5885/c7aNiqya

<セミナー概要>
6月23日の「養護教諭セミナー 2019 in 福岡」へはご参加者様からご好評をいただき、大変感謝しております。本年は11月24日にも新たな講師陣とテーマで開催いたします。
毎回ご好評の和歌山県立医科大学 那須 亨 先生には、重大なケガの対処法についてご講義いただきます。
また、中村学園大学 萩尾 久美子 先生からは食育についてご講演いただけることになりました。
さらに、西九州大学 大家 さとみ 先生には、発達障害の子どもたちへの支援について、全国でもこの問題について先駆的に取り組んでいる佐賀県の実践を踏まえた内容でご指導をいただきます。
今回も保健室で必須の情報満載の、現場ですぐにお役立ていただける講演が展開します。
ぜひご期待ください。


<内容>
【ご挨拶】10:25~10:30

【第一講座】10:30~12:00
「実例から学ぶ重大なケガの対処法 」
~子どもたちと養護教諭をまもるために~

今回は新たなテーマとして、日本スポーツ振興センターの報告書を精査し、学校で多く発生している外傷(ケガ)の対応に特化したセミナーを行います。
ケガの手当についてはもちろん、予防方法や先生方の身を守る方法なども一緒に考えたいと思います。

講師:那須 亨 先生
和歌山県立医科大学 救急集中治療医学講座 助教
和歌山県立医科大学附属病院 高度救命救急センター 兼務
♦プロフィール
救急・災害医学、ドクターヘリ搬送、消化器外科、内視鏡外科を専門とし、救急外来やドクターヘリの出動現場や被災地で、手術室でなくても必要であればその場で手術を行う。
また、医師・看護師・救命士などを対象にした研修会や講演活動も行っている。


12:00~13:00
昼食休憩(お弁当はご用意していませんので各自お取りください)


【第二講座】13:00~14:30
「生活の自立を支え、多様な暮らしに対応できる食育の推進」
~初心にかえって「食育」を見直してみよう!~

食に関する問題は、本来、家庭が中心となって担うものですが、少子高齢化、世帯構造や社会環境の変化などにより、家庭生活の状況が多様化する中で、困難となりつつあります。
最近は、貧困の状況にある子供への支援も課題となっています。次代を担う子供たちが生活者としてひとり立ちできるよう、多様な暮らしに対応できる食育の在り方を考えるため
に、初心に立ち戻って、食育の歴史や『学校給食』を生きた教材として活用するための工夫「ちょこっと食育」について、お話しする予定です。

講師:萩尾 久美子 先生
中村学園大学 栄養科学部 栄養科学科 准教授
♦プロフィール
中村学園大学家政学部食物栄養学科卒業。1982年4月から2008年3月まで福岡県公立高等学校家庭科教諭、福岡県教育センター・福岡県教育庁教育振興部高校教育課指導主事(6年)
を経て、2008年4月より現職。主に中・高家庭科教員養成を担当していますが、栄養教諭の養成にもかかわっています。
【所属学会】日本栄養改善学会、日本食生活学会、日本家庭科教育学会


【第三講座】14:45~16:15
発達障害の子どもの理解と支援
~養護教諭や保健室の特性を生かした支援~

平成28年度保健室利用状況に関する調査報告書の中で、養護教諭が把握した問題や健康相談の内容は、校種を問わず発達障害に関する問題が増加するとともに、人間関係やいじめに関する問題など多岐にわたっています。養護教諭は、児童生徒の発するサインにいち早く気づくことができる立場であることが期待されており、質の向上も求められています。
養護教諭や保健室の特性を生かし、発達障害の子ども達に切れ目のない、きめ細やかな支援を行うための知識や技術について、一緒に学んでいきましょう。

講師:大家 さとみ 先生
西九州大学 看護学部 教職センター(兼務) 准教授
♦プロフィール
熊本大学教育学部修了後、佐賀県立高等学校等に通算33年養護教諭(保健主事兼務)として勤務。薬物乱用防止教育や性に関する指導等に取り組む。
また、佐賀大学文化教育学部附属特別支援学校では、小学部から中学部・高等部へと積み上げ式の健康教育に取り組み、日本学校保健会の全国学校表彰を受け、個人でも文部大臣表彰を受ける。
その後、高等学校で特別支援教育コーディネーターを務め、発達障害の生徒たちの支援を精力的に行うも、中途退職して大学教員となり、養護教諭一種免許状取得の教職課程の創設に係る。
現在は、看護学部において養護教諭の養成を、教職センターにて小・中・高・特別支援学校教諭の養成にも関っている。

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