重度になりやすい子どもの熱中症について

2013/06/17

毎年、多くの方がかかる熱中症。
様々なメディアで予防を呼びかけられているにも関わらず
昨年は43,864人もの方が救急搬送されました。
なかでも、子どもは症状を自覚しにくいため
気が付かない間に重症化することが多いそうです。
そこで、今回は「重度熱中症」をテーマに情報を集めてみました。

熱中症は、その症状によって下記の三段階に分けられています。
●Ⅰ度(軽度)・めまい ・筋肉痛 ・立ちくらみ ・大量の発汗
●Ⅱ度(中度)・頭痛  ・吐気  ・気分の不快 ・倦怠感
●Ⅲ度(重度)・痙攣  ・高体温 ・意識障害  ・手足の運動障害
Ⅰ度はその場の応急処置で対応可能ですが、
Ⅱ度以上は医療機関の受診が必要とされています。
なかでも、Ⅲ度の症状が見られた場合は注意が必要です。
処置が遅れてしまうと死亡率が30%を超えるとも言われていますので、
もし、Ⅲ度の症状が見られた場合すぐに救急車を。
とくに子どもは、体温調整機能が未熟なうえに
何かに夢中になると水分・塩分の補給を忘れてしまうので
重症化しやすいそうです。
さらに、子どもは大人と比べ背が低いので、地熱の影響を受けやすく
短時間で症状が進んでしまうといった特徴も。
熱中症予防の目安は、30分に1回の休憩とされているので
子どもの様子を保護者や教師がしっかりと観察し、
まめに水分、塩分補給を促すことが大切ですね。

他にも、子どもの熱中症患者の
7割が肥満傾向にあるというデータがあります。
睡眠不足や運動不足、食生活などが乱れていると
熱中症にかかりやすいので日頃の生活習慣にもご注意ください。

リンク

日本スポーツ振興センター ~熱中症予防のための啓発資料~

総務省 ~平成24年夏季(7月~9月)の熱中症による救急搬送の状況~

環境省 ~熱中症環境保健マニュアル~

日本救急医学会 ~医療から見た熱中症~

NHK解説委員室 ~視点・論点「節電の夏 熱中症対策」~