この時期、子どもが学校から風邪やインフルエンザをもらってきて、
それが家族中に広まり、ようやく全員治った頃にまた別の感染症が...
というのはよく聞くお話ですね。
ずっと寝食をともにする家族という環境の中では、
菌やウイルスも蔓延しやすいもの。
そこで、今回は家庭内の感染をどのように防ぐべきか、
というテーマに焦点をあててサイトをご紹介していきます。
家庭内感染というと大変なことのように感じられますが、
それを防ぐ方法は誰もが知っている「手洗いとうがい」「菌やウイルスの付着物からの隔離」「換気」です。
せっけん・流水を使った手洗いの重要性はもうご存知だと思いますが、
手洗い前に触るところ(水道の蛇口やトイレのドアノブ、水洗レバーなど)は直接触らないようペーパータオルなどを使うということも勧められています。
(●東京都福祉保健局 家庭や施設における二次感染予防ガイドブック)
また、手洗い後に拭くタオルも家族で共有することを止めて、ペーパータオルを使用するなど、細心の注意を払うことが大切なんですね。
「菌やウイルス付着物からの隔離」という点では、食器などを共有しないことは当然ですが、鼻をかんだティッシュなどは密閉容器に入れる(密閉できなければ、ビニール袋などに入れてしばる)こともお勧めされています。
()
また、「換気」によって空気中の菌の数を減らすことと同時に、看病する人もされる人もマスクを着用することが大切だと言われています。
感染には「接触感染」「飛沫感染」「空気感染」などさまざまな経路がありますが、まだ経路が分かっていない症状の時にはすべてに気をつけるつもりで取り組むことが必要ですね。