「水の飲み方」

2013/07/17

この時期、
熱中症対策として最も大切なことが「こまめな水分補給」なのは
広く浸透している常識です。
ですが、いつ、どのタイミングでどのくらい水を飲めばいいのか?
が分かりにくいこともあり、少し調べてみました。

厚生労働省のガイドラインによれば、
のどの渇きは脱水が始まっている証拠ですから、
渇きを感じる前に水分を摂ることが大事なようです。
水分が不足しやすい就寝の前後、スポーツの前後・途中、
入浴の前後等に水分を摂ることが薦められています。
日本人は一年を通じて水分補給が不足気味で、
平均的にはコップの水をあと2杯飲めば、
だいたい一日に必要な水の量を確保できると言われています。
もちろん、暑い季節にはそれ以上の水分補給が必要です。

http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/suido/nomou/


このサイトでは水分補給のポスターもダウンロードできます。


また、最近少し耳にするようになったのは、
水の飲み過ぎによる「水中毒」という症状。
短時間に水を飲み過ぎると血液中のナトリウムイオン濃度が低下し、
頭痛や痙攣、呼吸困難を引き起こすと言われています。
特に子どもが激しい下痢を起こしている場合、
水分補給のための水やお茶だけでは水中毒になることがあるそうです。
そういった時はナトリウムも同時に摂れる経口補水液を与えることが必要です。
経口補水液は自宅でつくることもできるので、
夏休み前につくり方をご家庭にお知らせしてはいかがでしょう。
 

リンク

日本体育協会 <熱中症を防ごう>

まつぼっくりひろば <小児の脱水と水中毒>

経口補水液のつくり方